レンガの平屋はどう設計する?実際の施工事例から見る外観・間取り・ガレージの考え方|三重・四日市

「平屋を建てるなら、外観にもこだわりたい」

「レンガの家に憧れているけれど、平屋にしても格好よくなるのだろうか」

三重県や四日市市周辺で家づくりを考えている方の中には、このような想いを持っている方もいるのではないでしょうか。

平屋とレンガは、とても相性のいい組み合わせです。

レンガが持つ素材感と、低く横に広がる平屋のフォルムを組み合わせることで、落ち着きのある存在感をつくることができます。

ただし、レンガを外壁に使えば、それだけで美しい平屋になるわけではありません。

屋根、窓、玄関、間取り、ガレージ、外構。

一つひとつを別々に考えるのではなく、建物全体を一つのデザインとして組み立てることが大切です。

SEISYO三重支店では、実際に「インナーガレージのあるレンガの平屋」や「遊び心あふれるレンガの平屋」など、レンガと平屋を組み合わせた住まいを手がけています。

今回は、実際の施工事例も見ながら、レンガの平屋を考えるときに大切にしたい設計の考え方を掘り下げます。

レンガの平屋は「レンガを使うこと」から考えない

レンガの平屋を建てたいと思ったとき、最初にレンガの色や種類を選びたくなるかもしれません。

しかし、私たちはその前に考えたいことがあります。

それは、

「この家で、どんな暮らしをしたいのか」

ということです。

例えば、同じ30坪前後の平屋でも、

家族がLDKに集まって過ごしたい家と、それぞれが自分の時間を大切にしたい家では、必要な間取りは変わります。

車が趣味なら、ガレージと室内とのつながりも大切です。

庭で過ごしたいなら、リビングから庭への視線や動線を考える必要があります。

レンガは、そうして形になった暮らしを包む素材の一つです。

だからこそ、

「レンガの家を建てたい」

から始めても、最終的には

「自分たちは、この家でどう暮らしたいのか」

まで考えることが重要だと私たちは考えています。

平屋の外観は「横の長さ」をどう整えるかで変わる

2階建てと平屋では、外観を考えるときの感覚が少し違います。

平屋は建物が横方向へ広がります。

そのため、正面から見たときに、

屋根
窓
玄関
外壁
ガレージ

といった要素が横方向に並びやすくなります。

ここを何となく決めてしまうと、せっかくレンガを使っても、建物全体が間延びして見える場合があります。

反対に、屋根の形や窓の位置、玄関の見せ方などにリズムが生まれると、平屋ならではの横への広がりが魅力になります。

大切なのは、レンガだけを見ないことです。

例えば窓一つでも、

「室内のこの場所に窓が欲しい」

という理由だけで配置すると、外から見たときに窓の高さや間隔がばらばらになることがあります。

もちろん室内の暮らしやすさは重要です。

だからこそ、間取りから外観をつくるだけでもなく、外観のために間取りを犠牲にするだけでもない。

内と外を行き来しながら整えていくことが、レンガの平屋では重要になります。

施工事例|インナーガレージのあるレンガの平屋

SEISYOの施工実績には、「インナーガレージのあるレンガの平屋」があります。

ここで注目してほしいのは、単に「平屋にガレージが付いている」ということではありません。

インナーガレージは、平屋の外観に大きな影響を与える存在です。

一般的な居室よりも大きな開口が必要になるため、ガレージだけが目立ってしまえば、家全体の印象が大きく変わってしまいます。

そのためガレージを計画するときには、車が入る寸法だけではなく、

  • 建物全体に対してガレージがどう見えるか
  • 玄関との位置関係はどうするか
  • 屋根のラインをどうつなげるか
  • 車から室内へどう移動するか
  • 雨の日でも使いやすいか

まで一緒に考える必要があります。

インナーガレージのあるレンガの平屋

ガレージは「車を置く場所」だけではない

特に三重県や四日市市周辺では、日々の生活で車を使うことを前提に家づくりを考える家庭も多いと思います。

毎日使うのであれば、ガレージは趣味の空間であると同時に、生活動線の一部です。

買い物から帰ってきたとき。

雨が降っているとき。

大きな荷物を車から降ろすとき。

そんな毎日の場面まで想像すると、

ガレージ→玄関→収納→キッチン

といったつながりも、間取りを考える大切な材料になります。

格好いいガレージをつくるだけではなく、そこからどんな生活が始まるのかまで考える。

それが注文住宅でガレージをつくる意味だと思います。

施工事例|遊び心あふれるレンガの平屋

もう一つ、SEISYOには「遊び心あふれるレンガの平屋」という施工事例があります。

レンガの家というと、

「重厚な洋館」

「クラシックで格式のある家」

というイメージを持つ方もいるでしょう。

もちろん、それもレンガの魅力です。

しかし、レンガの家の表情は一つではありません。

建物の形、屋根、窓、玄関、室内、照明、外構との組み合わせによって、住まいの印象は大きく変化します。

同じ「レンガの平屋」という言葉でも、完成する家まで同じになるわけではないのです。

むしろ注文住宅で大切なのは、

「レンガの家らしくするにはどうすればいいか」

だけを考えることではありません。

住む人らしさを、レンガという素材を使ってどう表現するか。

そこに設計の面白さがあります。

遊び心あふれるレンガの平屋

屋根と窓まで考えて、初めてレンガが生きる

レンガの色選びには時間をかけたのに、屋根や窓は最後に決める。

これでは外観全体を整えるのは難しくなります。

レンガは外観の中で占める面積が大きいため、屋根やサッシとの組み合わせによって見え方が変わります。

特に平屋は2階部分がないため、屋根の存在感が大きくなります。

屋根の勾配や軒の出によって、同じレンガを使っても建物の印象は変わります。

窓についても同じです。

大きさだけではなく、

高さ
幅
間隔
形
配置

まで含めて外観を考えます。

つまり、レンガの家を設計することは、レンガだけを設計することではありません。

屋根も窓も玄関も外構も含めて、一つの建築として整えること。

ここまで考えて初めて、レンガそのものの魅力が生きてきます。

平屋の間取りは「廊下が少ないほど良い」とは限らない

平屋には、ワンフロアで生活できるという大きな特徴があります。

そのため、

「廊下をできるだけなくしたい」

「家事動線を最短にしたい」

と考える方も多いでしょう。

もちろん、使わない空間を減らすことは大切です。

しかし、距離を短くすることと、暮らしやすいことは必ずしも同じではありません。

例えば、LDKから寝室や子ども部屋へ直接入る間取りは、移動距離だけを見れば効率的です。

一方で家族の生活時間が変われば、テレビの音や来客時の視線が気になることもあります。

必要なところには、少し距離をつくる。

収納を挟む。

建具の位置を変える。

こうした設計によって、数字には表れない暮らしやすさが生まれます。

平屋だからこうする、ではありません。

家族それぞれの価値観や生活時間、持ち物、将来の暮らし方まで考えながら、必要な距離をつくっていくことが大切です。

三重でレンガの平屋を建てるなら土地と駐車場を一緒に考える

平屋は2階建てよりも1階部分の面積が大きくなるため、土地選びにも違った視点が必要です。

土地面積だけを見て、

「この広さなら平屋が建ちそう」

と判断するのではなく、

建物
駐車場
庭
アプローチ
隣家との距離

まで実際に配置して考える必要があります。

特に車を複数台所有する場合は、駐車場が外観に与える影響も小さくありません。

せっかくレンガの美しい正面をつくっても、道路から見たときに車でほとんど隠れてしまう可能性もあります。

だからこそ、土地を購入してから建物を考えるのではなく、できれば土地選びの段階から、

「ここにレンガの平屋を建てたら、建物と暮らしはどうなるか」

まで考えてみてください。

土地そのものに正解があるのではありません。

自分たちがしたい暮らしと、建てたい家が入ったときにどうなるのか。

そこまで見て初めて、その土地が自分たちに合っているか判断できます。

レンガは写真だけで決めないでほしい

ここまでレンガの平屋についてお伝えしてきましたが、これからレンガの家を検討する方に、ぜひ一度してほしいことがあります。

それは、実物のレンガを見ることです。

スマートフォンやパソコンの写真でも、色の違いはある程度確認できます。

しかし実際のレンガには、

表面の凹凸
一枚ごとの色の違い
焼き物ならではのムラ
光が当たったときの陰影
目地との組み合わせ

があります。

同じ「赤いレンガ」と呼ばれるものでも、実際に見ると印象はかなり違います。

家は、画面の中で見るものではありません。

毎日帰ってきて、触れて、眺めながら暮らしていくものです。

だからレンガの家に少しでも興味があるなら、最初から「建てるか、建てないか」を決める必要はありません。

まず本物を見て、

「この感じが好きだな」

「自分たちなら、もう少し落ち着いた色がいいな」

そんな感覚を持つところから始めてもいいと思います。

まとめ|レンガの平屋は、暮らしから設計する

レンガの平屋を美しくつくるために大切なのは、レンガだけにこだわることではありません。

どんな暮らしをしたいのか。

車をどう使うのか。

庭で何をしたいのか。

家族それぞれがどのように時間を過ごすのか。

そこから間取りを考え、屋根、窓、玄関、ガレージ、外構を一つずつ整えていく。

その最後にすべてがつながったとき、レンガは単なる外壁ではなく、その家らしさをつくる素材になります。

SEISYO三重支店では、「インナーガレージのあるレンガの平屋」「遊び心あふれるレンガの平屋」をはじめ、さまざまなレンガ住宅を手がけてきました。

三重県・四日市市周辺でレンガの平屋を考えている方は、まず施工事例を見ながら、

「自分なら、どんなレンガの平屋で暮らしたいか」

を想像してみてください。

そして写真だけでは分からないレンガの質感や色合いを確かめたい方は、四日市ショールームで実物をご覧ください。

まだ土地が決まっていない段階でも、

「この土地でレンガの平屋はできる?」

「平屋とガレージを両立したい」

「自分たちに何坪くらい必要?」

というところからご相談いただけます。

まずレンガを見てみる。

そこから家づくりを始めるのも、一つの方法です。

レンガの家専門 SEISYO三重支店

レンガの家専門 SEISYO三重支店

SEISYO三重支店では、レンガの家やクラシック住宅を中心に、完全自由設計の家づくりを行っています。

三重県・四日市市周辺でレンガの家を検討している方は、土地、間取り、外観、住宅性能、費用など、まだ具体的に決まっていない段階でもご相談いただけます。

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著者プロフィール

中島 盛夫

株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

 
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