レンガの家はなぜ写真より実物のほうが美しく見える?|三重・四日市で知ってほしい本物のレンガの魅力

家づくりを始めて、InstagramやPinterest、住宅会社の施工事例を見ていると、ふと目に留まる家があります。

それがレンガの家だった、という方もいるのではないでしょうか。

深い赤のレンガ。

少しくすんだブラウン。

グレーがかった落ち着いたレンガ。

大きな屋根や煙突と組み合わせたクラシックな住まいもあれば、直線的な建物に濃色のレンガを合わせた、モダンな住まいもあります。

写真を見ただけでも、その雰囲気は伝わります。

でも、私たちはレンガの家を検討する方には、できれば一度、実物のレンガを見てほしいと考えています。

なぜなら、本物のレンガの魅力は「何色の外壁なのか」だけでは分からないからです。

表面の凹凸。

一枚ごとのわずかな色の違い。

光が当たったところと影になったところ。

近くで見たときの素材感と、少し離れたところから建物全体を見たときの存在感。

こうしたものが重なって、レンガの家の表情がつくられます。

今回は三重県・四日市市周辺でレンガ住宅を検討している方に向けて、写真だけでは伝わりにくい「本物のレンガの魅力」についてお話しします。

レンガの魅力は「何色か」だけではありません

レンガの家を考え始めると、最初はどうしても色に目が向きます。

「赤いレンガが好き」

「茶色なら落ち着きそう」

「濃い色で重厚な家にしたい」

もちろん、色はとても大切です。

しかし、レンガの外壁を見たときに私たちが受け取っている情報は、色だけではありません。

一枚の中にも表情があります

レンガの面を近くから見ると、完全な平面ではありません。

表面には細かな凹凸があり、そこへ光が当たることで小さな明暗が生まれます。

さらに、レンガを一枚だけ見るのと、それが何十枚、何百枚と並んだ壁を見るのとでも印象は変わります。

少し離れて見ると、一枚一枚ではなく、それらが集まって一つの大きな外壁として見えてきます。

近くでは「素材」。

遠くでは「建築」。

この二つの見え方を持っているところも、レンガのおもしろさです。

少しずつ違うから、外壁に深みが生まれます

工業製品の美しさには、寸法や色がきれいにそろった美しさがあります。

一方、レンガには、それとは違う魅力があります。

一枚一枚を見ていくと、色の濃淡や表面の表情には微妙な違いがあります。

この「全部が完全に同じではない」というところが、広い面積になったときの深みにつながります。

遠くから見れば、一つの色に見える。

少し近づくと、いくつもの色や表情が混ざっていることに気づく。

さらに近づけば、一枚ずつの質感が見えてくる。

見る距離によって情報量が変わる外壁です。

私たちは、ここにレンガという素材の大きな魅力があると考えています。

単純に「赤い外壁」「茶色い外壁」と表現するだけでは、レンガの魅力を説明しきれないのはそのためです。

朝と夕方でも、レンガの家の表情は変わります

レンガの外壁には凹凸があります。

だからこそ、光が当たれば明るい部分と影になる部分が生まれます。

そして太陽の位置は一日の中でも変わります。

朝の低い光。

日中の明るい光。

夕方の斜めから入る光。

同じレンガ、同じ建物であっても、外壁にできる陰影はずっと同じではありません。

これも、一枚の完成写真だけでは分かりにくい部分です。

住宅写真では、その家がきれいに見える一瞬を切り取ることができます。

でも、実際の家は一枚の写真ではありません。

朝が来て、昼になり、夕方になり、夜になる。

春から夏へ、秋から冬へと季節も変わります。

その時間の中に建物は存在します。

家は、完成した瞬間だけを見るものではありません。

これから何十年もの暮らしを包む場所です。

だから私たちは、外壁を選ぶことも、単にカタログの中から好きな色を選ぶ作業ではないと思っています。

レンガは「近く」と「遠く」で二度楽しめる素材です

レンガの家を見るときには、ぜひ二つの距離から見てみてください。

まずは、少し離れた場所から建物全体を見る。

そこではレンガそのものより、

屋根の形。

窓の並び。

玄関。

建物の高さ。

外構や植栽。

そして外壁。

それら全部が一つになった「家の佇まい」が見えてきます。

次に近づいて、レンガを見る。

すると今度は、遠くからは分からなかった表面の凹凸や色の違いが見えてきます。

このとき初めて、

「この家、茶色だったんだ」

ではなく、

「こんなにいろいろな色が入っていたんだ」

「表面ってこんなに立体的なんだ」

という発見があります。

これが本物の素材を見るおもしろさです。

レンガだけで家は完成しません

ここも、レンガ住宅を考えるうえで大切なところです。

どれだけ好きなレンガを選んでも、それだけで美しい家が完成するわけではありません。

レンガの横には窓があります。

上には屋根があります。

玄関にはドアがあり、夜になれば照明が灯ります。

庭には木が育ち、アプローチや門柱があります。

室内へ入れば、床や壁、建具、家具があります。

家は、たくさんの素材が隣り合ってできています。

だからレンガも「単体で好きか」だけではなく、何と組み合わせたときに好きなのかまで考えてほしいと思います。

木と合わせたときの温かさ

レンガと木は、どちらも素材そのものの表情を感じやすい組み合わせです。

玄関ドアや軒、室内の無垢床などに木の質感が入ることで、レンガの重厚さの中にやわらかさを加えることができます。

白と合わせたときのコントラスト

レンガに白い窓や壁を合わせると、それぞれの輪郭が分かりやすくなります。

SEISYOの施工事例「遊び心あふれるレンガの平屋」でも、赤系のレンガに白い窓を組み合わせた外観を見ることができます。

施工事例:
https://seisyo-co.jp/gallery/244/

遊び心あふれるレンガの平屋

濃色と合わせればモダンにもできます

レンガというと、英国住宅やクラシック住宅だけを想像する必要はありません。

SEISYOが施工した「アイランドキッチンのあるレンガの家」では、濃色のレンガと直線的な建物、木目を組み合わせています。

施工事例:
https://seisyo-co.jp/gallery/23/

アイランドキッチンのあるレンガの家

レンガそのものが家のデザインを決めるのではありません。

レンガを、どんな建物に、どんな素材と一緒に使うのか。

そこまで考えて初めて、その家らしい外観になっていきます。

SEISYOの施工事例にも「レンガだけではつくれない表情」があります

SEISYO三重支店の施工実績には、さまざまなレンガ住宅があります。現在の施工実績ページにも、平屋、イングリッシュデザイン、インナーガレージ、濃色レンガを使った住宅など複数の実例が掲載されています。

その中の一つが、「煙突のあるイングリッシュデザインのレンガの家」です。

施工事例:
https://seisyo-co.jp/gallery/1210/

煙突のあるイングリッシュデザインのレンガの家

この家を見てほしい理由は、単に「レンガがおしゃれだから」ではありません。

落ち着いた色合いのレンガに、大きく勾配をつけた屋根、煙突、窓、玄関まわりの木が組み合わされています。

もし、この家からレンガだけを切り取って見たら、この住まいの魅力は十分には分からないと思います。

屋根があるからレンガが引き立つ。

木があるからレンガの硬さがやわらぐ。

窓があるから外壁にリズムが生まれる。

煙突があるから建物全体のシルエットに物語が生まれる。

家は素材の寄せ集めではありません。

それぞれをどう組み合わせるかによって、一つの佇まいになります。

私たちがレンガの家を考えるときに大切にしたいのも、この「全体を見る」という考え方です。

SNSで好きな家を探すことは、家づくりの良いスタートです

ここまで「実物を見てほしい」と書いてきましたが、SNSや施工写真を見ることが悪いわけではありません。

むしろ、最初はたくさん見てください。

「この家、好きだな」

と思う写真を保存する。

次に、

「何が好きなんだろう」

と考えてみる。

レンガの色なのか。

屋根なのか。

玄関なのか。

窓なのか。

木との組み合わせなのか。

家全体の雰囲気なのか。

この「好き」を分解していくと、自分たちの家づくりで本当に大切にしたいものが少しずつ見えてきます。

家づくりは、最初から正解を知っている必要はありません。

むしろ、

自分たちは何を見たときに心が動くのか。

そこから始めてもいいと思います。

三重・四日市でレンガの家を考えるなら、土地でも外観を見てください

レンガの見え方は、建物だけで決まるものではありません。

実際に家を建てる土地の中で、建物がどう見えるのかも大切です。

四日市市内の住宅地でも、

道路がどちら側にあるのか。

隣の建物との距離はどれくらいなのか。

玄関側の外観をどこから見ることになるのか。

庭や駐車場をどこに配置するのか。

こうした条件は敷地ごとに違います。

せっかく外観にこだわるのであれば、図面の正面図だけを見るのではなく、実際にその土地の道路に立ったとき、家がどう見えるのかまで考えたいところです。

「このレンガが好きだから、このレンガを使う」

だけではなく、

「この土地に、この家を建てたとき、どんな景色になるのか」

まで考える。

そこまで含めて外観設計だと、私たちは考えています。

家づくりは「素材選び」より先に、どんな暮らしがしたいかを考える

レンガの話をしているのに、最後に少し違う話をします。

家づくりで本当に決めたいのは、レンガの種類ではありません。

どんな家に帰りたいのか。

どんなリビングで過ごしたいのか。

庭で何をしたいのか。

休日をどう過ごしたいのか。

10年後、20年後に、この家をどう感じていたいのか。

家は素材を集めるためにつくるものではなく、そこで暮らすためにつくるものです。

レンガも、その暮らしを形にするための選択肢の一つです。

でも、

「仕事から帰ってきて、自分の家を見た瞬間に少しうれしくなる」

「何年住んでも、この外観が好きだと思える」

そんなことを家に求めるなら、レンガという素材には一度触れてみる価値があると思います。

まとめ|レンガは、写真で決めるより実物を見てほしい素材です

レンガの魅力は「高級感がある」という一言だけではありません。

一枚一枚のわずかな違い。

表面の凹凸。

光と影。

見る距離による変化。

屋根や窓、木、植栽と組み合わされたときの表情。

そうしたものが重なって、レンガの家はつくられています。

だからこそ、SNSで気になる家を見つけたら、そこで終わりにしないでください。

写真を保存して、

「なぜ、この家が好きなんだろう」

と考えてみる。

そして可能であれば、本物の素材を見る。

家づくりは、何を選ぶかを急いで決めることではありません。

自分たちは、何を美しいと思うのか。

それを見つけていくことも、大切な家づくりの時間です。

まずは四日市で、本物のレンガを見てみませんか?

「まだ土地も決まっていない」

「レンガの家を建てると決めたわけではない」

「ただ、実物を一度見てみたい」

その段階でも構いません。

SEISYOの四日市ショールームでは、レンガだけでなく、無垢床、塗り壁、造作建具など、家づくりに使われる素材を実際に見て触れることができます。

小さなスマートフォンの画面で見るレンガと、目の前で見るレンガ。

どこが違うのか。

まずは、ご自身の目で確かめてみてください。

「レンガを見てみたい」
「この施工事例の雰囲気が好き」
「自分たちの土地なら、どんなレンガの家が建てられる?」

そんなところから、SEISYO三重支店へご相談いただけます。

SEISYO三重支店 資料請求・お問い合わせ
https://seisyo-co.jp/contact/

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著者プロフィール

中島 盛夫

株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

 
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