新築の資金計画を考えていると、
「外構費って住宅ローンに含められるの?」
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
建物や土地の金額は早い段階から確認していても、駐車場やカーポート、フェンス、玄関アプローチなどの外構費については、家づくりが進んでから具体的になることがあります。
しかし、四日市周辺で新築を考えるなら、外構費を最後に残しておくのはおすすめできません。
三重県は自家用乗用車の保有台数が1世帯あたり1.414台となっており、全国的に見ても車を所有する世帯が多い地域です。
夫婦それぞれの車を置きたい。
雨の日のためにカーポートが欲しい。
子どもが大きくなったときの駐車スペースも考えておきたい。
そんな暮らしを考えると、外構は家が完成した後に考える付属工事ではなく、新築計画そのものの一部になります。
では、外構費を住宅ローンに含めることはできるのでしょうか。
外構費を住宅ローンに含められる場合はある
結論から言えば、新築時の外構費を住宅ローンの借入対象にできる場合があります。
住宅金融支援機構のフラット35でも、新築住宅の外構工事費は借入対象となる費用として示されています。
また、民間の住宅ローンでも、外構工事の見積書や請負契約書を提出し、住宅の引渡しまでに工事を完了するなど、一定の条件を満たせば借入対象にできる商品があります。
ただし、
「新築の外構なら何でも住宅ローンに入れられる」
というわけではありません。
金融機関や住宅ローン商品によって、対象となる工事、必要書類、工事を行う時期、支払いのタイミングなどが異なります。
そのため、外構費を住宅ローンに含めたいのであれば、家が完成してから相談するのではなく、住宅ローンを申し込む段階から外構計画をある程度決めておくことが重要です。

なぜ外構を早く決める必要があるのか
外構は家ができてからでも考えられそうに見えます。
しかし、住宅ローンを使う場合には「いつ外構費が決まるか」が重要になります。
例えば、
建物の住宅ローンは3,500万円で審査を受けた。
その後、外構を考えたら250万円必要になった。
という場合、住宅ローンの契約内容や融資のタイミングによっては、その250万円を簡単に追加できないことがあります。
結果として、
現金で支払う。
別のローンを利用する。
予定していた外構を減らす。
といった判断が必要になる可能性があります。
だからこそ、新築の資金計画では、
土地はいくら。
建物はいくら。
外構はいくら。
諸費用はいくら。
という全体像をできるだけ早い段階で把握しておく必要があります。

四日市の家づくりでは外構費を小さく見積もらない
四日市周辺で家づくりをするとき、外構費について特に考えておきたいのが駐車スペースです。
例えば車を2台置く場合でも、単に2台分のスペースを確保すれば終わりではありません。
駐車場をコンクリートにするのか。
カーポートを設置するのか。
玄関まで雨に濡れにくい動線にするのか。
来客用の駐車スペースをつくるのか。
自転車をどこに置くのか。
タイヤを保管する外部収納をつくるのか。
こうした内容によって外構費は変わります。
さらに敷地と道路に高低差があれば、土留めや階段が必要になる場合もあります。
隣地との境界にフェンスが必要な土地もあります。
道路から玄関が見えやすければ、門柱や植栽で視線を調整したいこともあるでしょう。
外構費は「庭にいくら使うか」だけの話ではありません。
土地条件と暮らし方によって必要な工事そのものが変わります。

建物と外構を別々に考えると予算配分が難しくなる
家づくりでは、キッチンやお風呂、床材、収納など、建物の中で決めることがたくさんあります。
打ち合わせを進めるうちに、
キッチンをグレードアップしたい。
造作洗面にしたい。
収納を増やしたい。
無垢の床を使いたい。
と希望が増えていくこともあります。
もちろん、自分たちが大切にしたいところへ予算を使うことは悪いことではありません。
問題は、外構に必要な金額を知らないまま建物だけで予算を使ってしまうことです。
建物が完成する直前になって、
「カーポートまで予算が回らない」
「フェンスは後回しにしよう」
「駐車場は一部だけコンクリートにしよう」
となれば、当初考えていた家の姿とは変わってしまいます。
反対に、最初から外構まで含めた総額が分かっていれば、
建物に使うところ。
外構に使うところ。
後から追加できるところ。
新築時にやっておくところ。
を整理しながら予算を配分できます。

土地を買う前に外構まで考える理由
外構費を考えるタイミングは、建物の間取りが完成してからではありません。
できれば土地を選ぶ段階から考えておきたいところです。
同じ広さの土地でも、
道路との高低差。
敷地の形。
道路に接している長さ。
既存の擁壁。
隣地との境界。
駐車場をつくる位置。
によって、外構に必要な工事は変わります。
例えば、価格が比較的抑えられた土地を見つけても、駐車場をつくるために大きく土を動かす必要があれば、造成や土留めなどに費用が必要になる可能性があります。
一方で、土地価格が少し高くても、建物と駐車場を配置しやすく、大きな造成工事が必要なければ、家づくり全体では予算をまとめやすいケースもあります。
土地は土地価格だけで比べるものではありません。
「この土地に、自分たちが考えている家と外構をつくったら総額はいくらになるのか」
まで考えて判断することが大切です。

カーポートも新築時から考えておく
四日市周辺で新築を考える方から希望が出やすい外構の一つがカーポートです。
雨の日の乗り降りを楽にしたい。
夏の強い日差しから車を守りたい。
子どもを車に乗せるときに濡れにくくしたい。
こうした理由から、家が完成した後にカーポートを追加する方もいます。
しかし、最初から設置する予定があるのであれば、新築時に位置まで考えておいた方が計画しやすくなります。
カーポートには柱があります。
そのため、建物の位置や玄関アプローチ、駐車する車の向きによっては、柱が乗り降りの邪魔になることがあります。
また、カーポートの位置によって建物正面の見え方が大きく変わることもあります。
外構だけを後から配置するのではなく、家とカーポートを一枚の図面で考えることが大切です。

「建物はいくら?」だけでは家づくりの予算は分からない
住宅会社を検討するとき、
「この家はいくらで建てられますか?」
と建物価格を確認することは大切です。
ただ、本当に知りたいのは建物だけの価格ではないはずです。
土地を購入して、
家を建てて、
車を停められるようにして、
玄関まで歩けるようにして、
必要なフェンスやカーポートをつくって、
実際に暮らし始められる状態にする。
そこまででいくら必要なのか。
そして、その金額を住宅ローンで借りた場合に、毎月いくら返済するのか。
ここまで分かって初めて、自分たちが無理なく建てられる家が見えてきます。
住宅ローンの借入可能額だけを基準に家を大きくするのではなく、土地・建物・外構・諸費用まで含めた総額から家づくりを考えることが大切です。

外構費まで含めて家づくりを考える
新築の外構費は、住宅ローンに含められる場合があります。
ただし、金融機関によって条件が異なるため、
「最後に外構が決まったら住宅ローンへ追加すればいい」
と考えるのではなく、できるだけ早い段階から外構費を資金計画に入れておくことが大切です。
特に四日市周辺では、車を複数台所有する暮らしを想定して、駐車場やカーポートまで含めた計画が必要になるケースがあります。
家づくりは建物だけを考えるものではありません。
土地をどう使うのか。
車をどこに停めるのか。
玄関までどう歩くのか。
庭をどのくらいつくるのか。
外から家がどう見えるのか。
そこまで含めて一つの住まいです。
SEISYO三重支店では、建物だけではなく、土地の条件や駐車場、外構、住宅ローンまで含めながら家づくりを考えています。
四日市周辺で気になる土地がある方や、
「この予算で、外構まで含めてどんな家が建てられるのだろう」
と考えている方は、建物を決める前の段階から一度相談してみてください。

レンガの家専門 SEISYO三重支店
SEISYO三重支店ではレンガの家、クラシック住宅を中心に家づくりをしています。新築をご計画の際には、ぜひご相談ください。
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著者プロフィール
中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。