
土地を見に行くなら、晴れた日のほうが周辺環境を確認しやすく、土地の印象もよく見えます。
しかし、土地の水はけや雨水の流れは、晴れた日だけでは判断できません。
四日市市では、朝明川、三滝川・海蔵川、天白川、鈴鹿川など、河川ごとに洪水ハザードマップが公開されています。さらに、排水施設で雨水を処理しきれない場合に発生する内水氾濫の想定区域も確認できます。
気になる土地が見つかったら、ハザードマップを見るだけでなく、雨の日や雨上がりにも現地を確認することが重要です。
今回は、土地を見るときに確認したい3つのポイントをまとめます。
道路や敷地に水がたまっていないか
最初に見るのは、前面道路と敷地の水たまりです。
道路の一部に大きな水たまりができている場合は、周辺の雨水が集まりやすい場所かもしれません。
敷地内でも、一部分だけ水が残っていたり、道路から土地へ水が流れ込んでいたりしないかを確認します。
特に注意したいのが、敷地が道路より低い土地です。
建物を建てるために盛土が必要になると、土地代とは別に造成費がかかります。玄関や駐車場の高さも調整が必要になるため、外構費まで含めて判断しなければなりません。
雨が止んだ直後だけでなく、数時間後にも水が残っているかを見ると、水はけを確認できます。

側溝に雨水が流れているか
土地の前に側溝があっても、それだけで排水に問題がないとは判断できません。
雨の日には、側溝の水がきちんと流れているか、泥や落ち葉で詰まっていないかを確認します。
水がほとんど動いていない場合や、側溝から道路へあふれている場合は、雨量が増えたときの状態も考える必要があります。
あわせて、敷地の雨水をどこへ流す計画になるのかも重要です。
敷地から側溝まで十分な高低差が取れなければ、排水設備や土地の高さを調整する工事が必要になることがあります。
土地を購入する前に、不動産会社や建築会社へ雨水の排水先を確認し、建築後の計画まで見て判断することが大切です。

周辺の土地や道路との高さを確認する
土地そのものだけでなく、隣地や道路との高さも確認します。
周囲より低い土地には、道路や隣の土地から雨水が流れ込むことがあります。
反対に、購入する土地を高くする場合は、土が崩れないように土留めを設けたり、隣地へ雨水が流れないように排水計画を整えたりする必要があります。
現地では、隣地のブロックや擁壁、道路から敷地へ入る部分の傾斜も見てください。
高低差が大きい土地は、階段やスロープ、駐車場の勾配にも影響します。
土地の価格が安く見えても、造成・土留め・排水・外構に費用がかかれば、家づくりの総額は変わります。

四日市市の土地は雨の日にも確認する
四日市市で土地を探すときは、晴れた日の見た目や価格だけで決めず、雨の日や雨上がりにも現地を見ることが大切です。
確認するポイントは、道路や敷地の水たまり、側溝の流れ、周辺との高低差の3つです。
あわせて、四日市市が公開している洪水ハザードマップと雨水出水浸水想定区域図も確認してください。
土地代だけでなく、建物・造成・排水・外構まで含めて考えることで、購入後に必要となる工事や費用を整理できます。
参考:四日市市防災情報「各種ハザードマップ」、四日市市上下水道局「雨水出水浸水想定区域図について」
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SEISYO三重支店ではレンガの家、クラシック住宅を中心に家づくりをしています。新築をご計画の際には、ぜひご相談ください。
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著者プロフィール
中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。