その設備、本当に必要?固定資産税が上がる意外な落とし穴

新築の打ち合わせでは、たくさんの魅力的な設備に出会います。
モデルハウスの天井に並ぶダウンライト。
おしゃれな間接照明。
造作カウンターやタイルデッキ。
電動シャッターや床暖房。
どれも素敵に見えて、「せっかく建てるなら」と思わず採用したくなるものばかりです。しかし、ここに多くのご家庭が見落としている大きな落とし穴があります。
それは、これらの設備の一部が固定資産税の評価対象になるという事実です。固定資産税は土地と建物に対して毎年かかる税金ですが、建物の評価額は広さだけで決まるわけではありません。
実は、「どんな設備が付いているか」まで細かく見られています。
つまり、豪華にすればするほど、毎年の税金が上がりやすくなるということです。しかもこの話は、契約前の打ち合わせではほとんど説明されません。住み始めてから数年後、納税通知書を見て初めて気づくご家庭も少なくありません。
家づくりで後悔しないためには、見た目や流行だけで設備を選ぶのではなく、将来の負担まで考えた視点がとても大切です。
今回は、意外と知られていない固定資産税が上がりやすい設備と、後悔しない選び方について、より詳しくお伝えします。

固定資産税は「広さ」だけで決まらない

固定資産税というと、「坪数が大きいと高い」と思われる方が多いのではないでしょうか。確かに広さは影響します。しかし実際の評価では、それ以上に細かい部分が見られています。
建物の評価では、構造、仕上げ材、設備の内容などが細かくチェックされ、それぞれに点数が付けられます。その合計によって評価額が決まる仕組みです。
同じ30坪の家でも、シンプルな仕様の家と、モデルハウスのような設備が充実した家では、評価額が大きく変わることがあります。知らないうちに設備を追加していくと、気づかないうちに「税金が上がりやすい家」になってしまいます。

固定資産税が上がりやすい代表的な設備

ここからは、評価に影響しやすい設備を具体的にご紹介します。

ダウンライトが多い天井

天井一面に並ぶダウンライトは、モデルハウスでよく見かける仕様です。とてもおしゃれに見えますが、照明設備として評価対象になります。数が増えるほど評価点数も上がります。
必要な場所に絞るだけでも、評価は大きく変わります。

間接照明

天井の折り上げや壁に仕込まれた間接照明も同様です。デザイン性の高い照明は評価が上がりやすいポイントです。
雰囲気づくりとしては魅力的ですが、毎日の暮らしに本当に必要かを考えることが重要です。

造作カウンター・造作棚

大工さんが現場で作るカウンターや棚は家具ではなく建物の一部として扱われます。後から置く家具とは違い、評価対象になるため注意が必要です。
特にスタディカウンターやキッチン横の造作収納は人気ですが、これらは固定された設備として見られるため、数や大きさによって評価が積み上がっていきます。
後置きの家具で代用できないかを一度考えるだけでも、将来の負担は変わってきます。

電動シャッター

防犯や台風対策として人気ですが、手動タイプと比べて評価は高くなります。便利さとのバランスを考えたい設備です。
とくに掃き出し窓や複数の窓に採用すると、その分評価も加算されていきます。
本当に毎日開閉する場所なのか、使用頻度を想像して選ぶことが大切です。

床暖房

快適な設備ですが、これも評価対象です。リビング全体に入れるのか、一部にするのかで差が出ます。
実際の暮らしではエアコンとの併用が中心になるご家庭も多く、全面に入れなくても十分というケースもあります。範囲を絞るだけでも評価は抑えられます。

室内物干し・埋込エアコン

天井に固定された室内物干しや埋込エアコンも評価に含まれます。後付けできるかどうかを考えることが重要です。
取り外し可能なタイプや置き型で代用できる場合は、あえて固定設備にしないという選択も将来の税負担を軽くするポイントになります。

タイルデッキ・インナーポーチ

外構の一部と思われがちですが、建物と一体と判断される場合、評価対象になります。
特に屋根がかかっていたり、基礎と一体で施工されている場合は評価が上がりやすくなります。素材や広さを調整することで負担を抑えることも可能です。

なぜモデルハウスは豪華な設備が多いのか

モデルハウスは夢を見せる場所です。見た目のインパクトや高級感を重視するため、評価が上がりやすい設備が数多く採用されています。
しかし、それをそのまま真似すると、暮らしには十分すぎる仕様になり、税金面でも負担が増える可能性があります。
モデルハウスは参考にする場所であり、そのまま採用する場所ではありません。

設備を選ぶときの正しい考え方

設備を選ぶときは、次の順番で考えてみましょう。

・毎日の暮らしで本当に使うか
・後付けできないか
・代替方法はないか
・税金やメンテナンスに影響しないか

この視点を持つだけで、不要な設備は自然と減っていきます。
豪華さよりも、暮らしやすさと将来の負担の少なさを優先することが大切です。

まとめ

新築では、魅力的な設備にたくさん出会います。
しかし、その一つ一つが固定資産税に影響する可能性があることは、あまり知られていません。広さだけでなく、「どんな設備を付けたか」でも税額は変わります。
その設備、本当に必要なのかどうか?この視点を持って選ぶことが、住み始めてから後悔しない家づくりにつながります。
見た目や流行ではなく、ご家庭の暮らしに合った設備を選ぶことが、安心できる住まいへの近道です。
家づくりは一生に一度。
将来の負担まで考えた設備選びをぜひ意識してみてください。

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著者プロフィール

中島 盛夫

株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

 
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