1年後に新築を考える人必見!家づくりの進め方完全ガイド

新築を検討し始めると、「何から始めればいいのだろう?」という戸惑いを感じる方は多いでしょう。情報はたくさんあるのに、自分にとって本当に必要な順番がわからないまま進めてしまうと理想とは違う家になってしまったり、予算が膨らんでしまったりと、思わぬ後悔につながることがあります。
しかし、家づくりは“進める順番”さえ正しく押さえておけば、焦らず落ち着いて検討ができます。そして、安心して理想の暮らしへと近づくことができるのです。
そのために最もおすすめなのが「約1年前」からの準備です。ゆとりを持って動けるため、住宅会社・間取り・資金計画など、大切なポイントを丁寧に判断できます。
この記事では、初めて新築を検討する方でも理解しやすいように、1年前からの家づくりの流れを整理していきます。
資金計画の立て方、住宅会社の選び方、土地探しや間取りの考え方、そして契約から引き渡しまでのステップを順番にご紹介します。
これから家づくりを始める皆さまにとって、着実に理想の住まいへ進んでいくためのガイドとして役立てていただければ幸いです。
家づくりの“正しい順番”を一緒に確認していきましょう。

家づくりは「1年前」から始めるのが安心な理由

家づくりを成功させるうえで最も大切なのは「焦らずに進めること」です。
住宅会社、土地、予算、間取り…検討すべき項目は多く、短期間で決断しようとすると冷静な判断が難しくなることがあります。
しかし、1年前から準備することで必要な情報をゆっくり整理しながら、家族に合った選択を着実に積み重ねることができます。とくに資金計画や暮らし方の整理は時間をかけて進めるほど精度が高まり、将来の安心にもつながります。
また、住宅会社との打ち合わせも余裕をもって行えるため、間取りの調整や仕様の選択にしっかり向き合うことができます。さらに、仮審査や比較検討にも時間を確保することができ、結果として“納得した家づくり”を実現できるでしょう。
新築計画は早く動き出すほど選択肢も増え、心にもゆとりが生まれます。
この早めの準備こそが、満足度の高い住まいづくりへとつながる大きな一歩です。

1年前〜6ヶ月前にやること

家づくりの最初の半年間は、基礎をつくる大切な期間です。ここでしっかり準備できるとその後の流れがとてもスムーズになります。

資金計画の整理

最初に取り組むべきは資金計画の整理です。「どれくらい借りられるか」ではなく、「どれくらいなら無理なく返せるか」を基準に考えることが大切です。
毎月の生活費、将来の教育費、車の維持費などを含め、家計全体のバランスを見ながら予算を決めていきます。また、住宅ローンには固定金利と変動金利がありますが、それぞれの特徴をやさしく理解することから始めましょう。
仮審査に向けて、必要書類や金融機関の特徴も早めに確認しておくと安心です。

暮らし方の棚卸し

次に取り組みたいのが、今の暮らしと未来の暮らしを見つめる「暮らし方の整理」です。
家事動線、収納量、働き方、お子様の成長など、家族の生活がどのように変化していくかを考えながら必要な間取りの方向性を決めていきます。
たとえば、共働きのご家庭であれば、家事の負担を軽くする回遊動線やまとめて収納できるスペースが役に立ちます。
具体的にイメージするほど、後悔しにくい家づくりへとつながります。

住宅会社の比較

住宅会社の選び方は今後の家づくり成功にもっとも重要な要素となります。
ハウスメーカー、工務店、ローコスト住宅など、分類ごとにそれぞれの強みが異なります。展示場では分かりにくい構造・性能・価格の違いを丁寧に比較していくことが大切です。
この時期は3社程度に絞り、資料請求や見学を通して、自分たちに合う会社を見つけていきましょう。
デザインや性能、間取りだけではなく、会社の考え方や担当の対応や提案力も判断材料とするようにしてください。

6ヶ月前〜3ヶ月前にやること

半年を切ったら、いよいよ実践的な準備に入ります。ここでの動きがその後の契約や間取りづくりに直結します。

土地探しの本格スタート

家づくりにおいて土地探しは大きなテーマです。希望条件を言語化し、「絶対にゆずれない条件」と「調整できる条件」を整理することで選択の幅を広げることができます。
日当たり、周辺環境、道路との関係、将来の暮らし方など、多角的に確認していきましょう。気に入った土地が見つかったら、住宅会社にも相談しながら、建物との相性を見てもらうと安心です。

間取りのたたき台づくり

土地の方向性が見えてきたら、間取りのたたき台を作っていきます。動線・収納・採光を意識した基本構成を作りつつ、坪数の調整や予算のバランスも考えていきます。
この段階でしっかり未来の暮らしまで見通せると満足度の高い計画につながります。また、共働きご家庭の場合は時短につながる設計を意識することで日常の過ごしやすさが大きく変わります。

住宅ローンの仮審査

このタイミングで仮審査を受けることで希望する予算の目安が明確になります。
金融機関ごとの特徴や条件も比較し、自分たちの家計に合った選択を進めていきましょう。早めに審査を通しておくことで、土地が見つかった際にもスムーズに契約を進めることができます。

3ヶ月前〜引き渡しまでの流れ

ここからは、いよいよ家づくりが具体的に進み始める期間です。契約、工事、引き渡しと、大切なポイントが続きます。

契約と着工

住宅会社との契約では、間取り、仕様、金額をしっかり確認することが大切です。契約後は着工に向けて工程が進み、いよいよ家づくりが形になっていきます。
疑問点や不安がある場合は遠慮なく相談し、納得しながら進めていきましょう。

工事中の確認ポイント

工事が始まったら、現場の状況を確認しながら進行を見守ることになります。
断熱材の施工、防水処理、電気配線など、専門的な部分は住宅会社に説明してもらうと良いでしょう。
現場を見ながら理解を深めることは住んだ後の満足感にも関わります。

引き渡し前の最終確認

完成が近づいたら、引き渡し前の検査を行います。
建具の動作、設備の使い方、傷の有無などを丁寧に確認し、アフターメンテナンスの内容も把握しておくと安心です。

まとめ

家づくりは、正しい順番と余裕のある準備が大切です。1年前から進めることで、資金計画から土地探し、住宅会社選びまで、落ち着いて判断できるようになります。
今回の流れを参考にしながら、ご家族様に合った形で家づくりを進めてみましょう。

レンガの家専門 SEISYO三重支店

SEISYO三重支店ではレンガの家、クラシック住宅を中心に家づくりをしています。新築をご計画の際には、ぜひご相談ください。
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著者プロフィール

中島 盛夫

株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

 
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