2009/12/14
住宅デザインに活かせるかと…
彩賓館の北川です。
昨日はお休みをいただいておりました(^^ゞ
名古屋の松坂屋で開催されている
「へうげもの」のちょっとした企画展を見に行きました(^^)
昨今の“戦国”“茶・花器”ブームの火付け役となった
僕の好きなマンガにちなんだ、若手陶芸作家の展覧会です。
マンガ自体は、戦国時代の武将で茶人“古田織部”を描いたものです。
戦国の世で、武功による出世ではなく、己の茶の美を追求して名を挙げた
ちょっと変わり者の武将のお話。
世の中に流されるのではなく、新しいモノの価値を創造していった
という点では、まったく新しいスタイルの住宅提案を目指している
自分であり、彩賓館に相通じるものも(若干)あるような気がしています(^^ゞ
織部の師である千利休は茶の湯を芸術の域に高めました。
それを、かみくだいて、庶民でも手の届くものに、押し広げたのが織部です。
僕たちが普段使っている絵付けが施された瀬戸物茶碗は、織部によって
日本中に広がって、世の定番となっていきました。
そんな風に、彩賓館もこれまで常識と思われていた日本の大手ハウスメーカーに
押しつけられた住宅スタイルを打破して、より良い生活を皆様に提案できればと
思っております!