ベルギーからやって来た石畳
本日スパイラルガーデンサバーブにヴィンテージピンコロが届きました。
ベルギーで実際に石畳の道として使用されていたものです。
ベルギーでは石畳の道が大切に保存されています。道路を改修する際にも
中世から続く美しい風景を守り続けるためにアスファルト舗装をするのではなく
再び石畳を敷き詰めることも多々あります。
ヨーロッパでは何百年という歴史を受け止めてきた石畳がはるばる亀山まで
やって来てスパイラルガーデンにて第二の人生をスタートさせようとしています。
少し歴史のロマンを感じる外構・アプローチ工事がもうすぐ始まります!
ちなみに「Pavé(パヴェ)」と言う名前で親しまれている石畳。なぜそこまで大切に
保存されているかというと、歴史的側面以外に、もう一つ大きな要素があります。
ヨーロッパではサッカーに次ぐ人気スポーツ、自転車競技に欠かせない道路だからです。
古い石畳の道に多くの観客が集い、でこぼこの石の上を泥と誇りにまみれながら選手たちが
すごいスピードで駆け抜けていく風景を、僕たち日本人が箱根駅伝の過酷な登り下りの激走を
楽しみにしているように、ヨーロッパのスポーツシーンになくてはならないものになっています。
石畳を激走する由緒あるレースの優勝トロフィーにはパヴェがそのまま使われて
いたりするくらい、ヨーロッパでは愛着が深いのが石畳なんです。
スパイラルガーデンの風景の一部となった素敵なヴィンテージ石を近々紹介いたします。
北川