明治の煉瓦に出会う旅
昨日は休日ドライブでした(^_^)
向かった先は京都の南禅寺です。少し早めの紅葉を楽しめたら…
というのもあったんですが、一番の目的は前から行きたかった“水路閣”!
明治23年に完成した水路閣は、煉瓦造りの水道橋で、琵琶湖から京都に
水を運ぶ運河“琵琶湖疏水”の一部として建てられました。
完成から120年以上経過した現在でも、琵琶湖からの水を運び続けている
現役の建造物です。彩賓館が目指す100年先を見据えた家づくりのコンセプトの
先駆者とも言える、素晴らしい煉瓦の水道橋です。
120年が経過して色あせるどころか、風格を増した煉瓦の佇まいは
多くの観光客を魅了するだけではなく、ドラマのロケスポットとしても人気
なんだそうです。
建設当時は歴史あるお寺に煉瓦のような西洋からやってきたわけのわからい
もので、橋を建てることに対してかなりの反対運動が起こったそうですが
現在では京都の指定史跡にも選ばれ、京都の美しい景色の一つとなっています。
しかもこの水道橋を含め琵琶湖から水を引くという壮大なプロジェクトを指揮したのが
田辺朔郎という大学を卒業したばかりの23歳の青年だったそうです!絶対に物事を
やり抜くという信念があれば、出来ないことはないのかもしれません。田辺氏の熱い想い
が煉瓦の建物を通して伝わってきました(^_^)
彩賓館の煉瓦のお家の目標となる“大先輩”にいろいろなことを教えてもらった素敵な
京都1日トリップでした(^_^.)
北川
おまけ。
ついでにこちらも前から行きたかったお店に立ち寄りました(^_^.)
烏丸御池にある、パリの街角にあるような素敵なパン屋さん“ル・プチ・メック”です。
外観も店内も黒を基調としていて、おしゃれで高級感たっぷりのお店です。
しかも店内では、音楽ではなく、ラジオフランスが流れていて、パンを店員さんが
取り分けてくれるところなんかも含めて完全にフレンチスタイル。わざわざ京都に来て
“パン?”と思われるかもしれませんが、パン好きの方以外にもぜひお勧めしたいお店です。
ライ麦の少し入ったバゲットや、クルミたっぷりのハードパンなどなど、どれをとっても一級品。
あっという間に完食してしまいました(^_^.)