滋賀県栗東市・草津市・守山市で家づくりを考え始めたとき、多くの方が最初に気になるのは「間取り」や「坪数」、「いくらで建てられるのか」といった具体的な条件ではないでしょうか。住宅展示場に行けば立派な間取りが並び、SNSにはおしゃれな住まいの写真があふれています。何から決めればいいのか分からなくなり、情報を集めるほど迷ってしまう、というご相談も少なくありません。
しかし実際には、間取りやデザインを先に決めてしまうことで、住み始めてから違和感を覚えるケースもあります。見た目は気に入っているのに落ち着かない家、広さは十分なのに動きにくい間取り、設備は充実しているのに居心地がしっくりこない住まい。こうした後悔の多くは、設計の前段階で整理しておくべき考え方が曖昧なまま進んでしまったことが原因です。
良い家とは、単に新しい家や性能が高い家という意味ではありません。住む人の暮らし方や価値観に合っていて、毎日の生活が自然に心地よく感じられることが大切です。そのためには、間取りを描く前に決めておくべきことがあります。
この記事では、家づくりの打ち合わせの現場で実際によく確認される「最初に考えておくべき3つの質問」を紹介します。これから家づくりを検討される方が、後悔しない判断をするための基準として、参考にしていただければと思います。
良い家の基準は「広さ」や「価格」だけではありません
家づくりの相談の中でよくあるのが、「何坪あれば足りますか」「いくらくらいが平均ですか」というご質問です。もちろん、広さや費用は大切な要素です。しかし、それだけで住み心地が決まるわけではありません。
実際には、同じ広さでも使いやすい家とそうでない家があります。逆に、コンパクトでも暮らしやすい住まいも存在します。この違いは、生活のイメージが整理されているかどうかで生まれます。
例えば、朝の支度の流れ、洗濯の動き、帰宅してからの過ごし方。こうした日常の動きが想像できていると、必要な空間や動線が自然に見えてきます。反対に、その部分が曖昧なまま間取りを考えると、使いにくさの原因になりやすいのです。
良い家をつくるためには、設計の前に「どんな暮らしをしたいのか」を言葉にしておくことが重要です。

プロが最初に確認する3つの質問
ここからは、家づくりの打ち合わせで実際によく確認される質問を紹介します。これらを整理しておくだけで、家づくりの方向性がはっきりしてきます。

どんな一日を過ごしたいですか?
これはとても大切な質問です。
家は単なる建物ではなく、生活の舞台です。朝起きてから夜眠るまでの流れを思い浮かべることで、必要な空間や動線が見えてきます。
例えば、
・朝は忙しいので洗面を広めにしたい
・洗濯はまとめて行いたい
・帰宅後はリビングでゆっくり過ごしたい
こうした具体的なイメージがあると、間取りは自然に決まっていきます。
間取りから考えるのではなく、暮らしから考える。この順番がとても大切です。
どんな時間が心地よいと感じますか?
住み心地を左右するのは、広さだけではありません。光の入り方、音の感じ方、落ち着く空間のつくり方など、感覚的な部分も大きく関係します。
例えば、
・明るい空間が好き
・少し落ち着いた雰囲気が安心する
・外の景色を感じられる窓が欲しい
こうした好みは人によって異なります。だからこそ、住宅のデザインは単なる見た目ではなく、暮らしの質に関わる要素になります。
住まいの印象は毎日の気分にも影響します。長く暮らす場所だからこそ、心地よさを大切にしたいところです。
どれくらいの安心感を持って暮らしたいですか?
もう一つ重要なのが、将来を見据えた考え方です。
家は長く住み続けるものです。そのため、無理のない返済計画や維持しやすい設計が大切になります。
例えば、
・毎月の支払いに余裕を持たせたい
・メンテナンスしやすい家にしたい
・将来の生活の変化にも対応したい
こうした視点があると、家づくりの方向が安定します。
見た目や流行だけで判断するのではなく、長く安心して暮らせるかどうかを基準にすることが重要です。
間取りやデザインはその後で考えても遅くありません
家づくりの順番を整理すると、
①暮らし方を考える
②心地よさの基準を決める
③安心できる予算を決める
④その上で間取りを考える
この流れになります。
この順番で進めると、家づくりの途中で迷うことが減ります。何を優先するべきかがはっきりしているため、判断がしやすくなるのです。
設計の自由度が高い住宅ほど、この最初の整理が重要になります。

滋賀県栗東市・草津市・守山市で家づくりを考えている方へ
滋賀県の中でも、栗東市・草津市・守山市は生活圏としてつながりが強く、通勤や買い物、学校の選択によって暮らし方が大きく変わるエリアです。地域の特徴を知ってから土地や間取りを考えると、住んでからの満足度が大きく変わります。

滋賀県・栗東市・草津市・守山市で家づくりを考える場合のポイント
地域によって、家づくりの進め方や優先順位は少し変わります。栗東市・草津市・守山市の3市は、生活圏としてつながりが強く、駅や幹線道路の使い分けで暮らしのリズムが変わりやすいエリアです。ここでは、家づくりの前に押さえておきたいポイントを整理します。

1)通勤・通学の動きから「駅」と「道路」の使い方を決める
このエリアはJR琵琶湖線を軸に、京都・大阪方面へ通勤するご家庭も多い地域です。草津駅は新快速の停車駅でもあり、駅の選び方で毎日のストレスが大きく変わります。
また、車移動も多い地域なので、「朝は駅まで送迎するのか」「買い物は車中心か」「休日はどの方向へ出かけるか」など、生活の動きとセットで土地の場所を決めると失敗しにくくなります。
2)商業・医療の便利さは強み。だからこそ“生活圏の中心”を決めておく
草津市は商業施設が集まり、日常の買い物がしやすいエリアとして知られています。守山市も駅周辺や幹線道路沿いに生活施設が集まりやすく、ご家庭の行動範囲が広がりやすいのが特徴です。
ただ、便利さがある分、「どこで買い物を完結させるか」「病院はどのあたりを使うか」を先に決めておくと、間取りの作り方(収納量や玄関の動線、駐車計画など)まで自然に決まっていきます。
3)気候は“北部より雪は少なめ”でも、冬の朝は路面に注意
滋賀県は南北で雪の性格が違い、栗東・草津・守山の周辺は県内では比較的雪が少ない側です。それでも年によっては積雪や凍結があります。特に早朝の通勤・通学で車を使うご家庭は、駐車場の勾配や日陰になりやすい位置、玄関アプローチの滑りやすさまで、暮らしの安全に直結します。
また、滋賀県では猛暑日や熱帯夜が増える見込みも示されているため、夏の暑さ対策も大切になります。窓の取り方や日射を防ぐ工夫、風の通り道など、暮らしの快適さに影響する部分は早い段階で整理しておくと安心です。
4)水害リスクは「ハザードマップで場所ごとに確認」してから土地を決める
このエリアは、野洲川などの河川が近い場所もあり、土地によって浸水の可能性が大きく変わります。家づくりの前に、必ず市や県の防災マップで浸水想定を確認し、「どの高さまで想定されているか」「避難先はどこか」を暮らしの目線で把握しておくと、土地選びでの後悔が減ります。
栗東市・草津市・守山市それぞれの特徴を知っておく
同じ生活圏でも、街の性格には違いがあります。
栗東市は、名神高速道路や主要道路へのアクセスが良く、車移動を中心に考えるご家庭にとって暮らしやすい立地が多いのが特徴です。住宅地は比較的落ち着いた環境の場所も多く、静かな住環境を求める方に合うエリアがあります。
草津市は、駅周辺の利便性が高く、商業施設や飲食店も多いため、徒歩や自転車で生活しやすい場所が多いのが特徴です。通勤や通学の利便性を重視するご家庭に向いています。
守山市は、住宅地の広がり方にゆとりがあり、落ち着いた街並みを好む方に選ばれることが多い地域です。幹線道路沿いや駅周辺など、場所によって生活スタイルが大きく変わるため、土地選びの段階で生活の動きを具体的に想像しておくことが重要です。
このように、同じエリアでも暮らし方に合う場所は変わります。通勤方法、休日の過ごし方、買い物の動線などを具体的にイメージして土地を選ぶことが、後悔を減らすポイントです。
滋賀県・栗東市・草津市・守山市の家づくりまとめ
栗東市・草津市・守山市は、交通と生活の便利さが強い一方で、土地の条件によって暮らしやすさが大きく変わる地域でもあります。地域をよく知る設計者と一緒に、暮らしの動きから優先順位を整理しながら進めると、納得のいく住まいにつながります。
ここからは、家づくりのご相談の中で特によくいただく質問をまとめました。これから検討を始める方が迷いやすいポイントを中心に、考え方のヒントとして参考にしてみてください。
よくある質問(FAQ)

家づくりは何から始めればいいですか?
まずは間取りや設備を見る前に、「どんな暮らしをしたいか」を整理することから始めるのがおすすめです。通勤の方法、休日の過ごし方、家事の流れなど、生活のイメージを具体的にすることで、必要な広さや動線が見えてきます。その後に土地や間取りを検討すると、判断がしやすくなります。
間取りはいつ決めるのが良いですか?
間取りは、暮らし方や予算、土地の条件がある程度見えてから検討するのが自然な流れです。先に間取りを決めてしまうと、土地や費用とのバランスが合わなくなることがあります。順番としては、暮らし方→予算→土地→間取りの流れで考えると失敗を減らしやすくなります。
土地と住宅会社はどちらを先に決めるべきですか?
どちらか一方を完全に先に決めるというよりも、早い段階から住宅会社に相談しながら土地を見る方法が安心です。建物の計画と合わせて土地を確認することで、その土地に合った間取りや総予算が現実的に判断できるようになります。
住宅会社にはいつ相談するのが良いですか?
「まだ具体的に決まっていないから相談しにくい」と感じる方もいらっしゃいますが、むしろ早い段階で相談することで方向性が整理しやすくなります。暮らし方や予算の考え方を一緒に整理してもらうことで、家づくりの進め方が分かりやすくなります。
まとめ
良い家をつくるために最初に決めるべきことは、間取りでも設備でもありません。どんな暮らしをしたいのか、どんな時間が心地よいのか、どれくらいの安心感を持って暮らしたいのか。この3つを整理することが出発点になります。
これらがはっきりすると、家づくりの判断がぶれにくくなり、完成後の満足度にもつながります。
もしこれから家づくりを考え始める場合は、図面を見る前に、ご自身やご家族様の暮らしをゆっくりイメージしてみてください。その時間が、後悔のない家づくりにつながります。

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SEISYO三重支店ではレンガの家、クラシック住宅を中心に家づくりをしています。新築をご計画の際には、ぜひご相談ください。
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著者プロフィール
中島 盛夫
株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。