レンガの家は新築?リノベ?後悔しないために知っておきたい決定的な違い

レンガの家に憧れを持つ方は少なくありません。重厚感があり、時間とともに味わいが増していく外観は、他の住宅にはない魅力があります。一方で、「新築で建てるべきか、それともリノベーションでも実現できるのか」と迷われる方も多いのではないでしょうか。
実はこの選択、単純に費用や築年数だけで判断してしまうと、後悔につながる可能性があります。
この記事では、レンガの家を検討する際に知っておきたい「新築とリノベーションの決定的な違い」を整理しながら、どちらを選ぶ場合でも共通して注意すべき重要なポイントについてお伝えします。
レンガの家で後悔しないための判断材料として、ぜひ最後までご覧ください。

そもそも「レンガの家」とは何を指すのか

まず大切なのは、「レンガの家」という言葉の捉え方です。海外の街並みに見られるような、本物のレンガを積み上げて構造そのものをつくる住宅と日本で一般的に見られるレンガ調の住宅は実はまったく別物です。
日本の住宅では、耐震性や施工性の観点から、構造体は木造や鉄骨造とし、外壁仕上げとしてレンガタイルやレンガ調サイディングを用いるケースがほとんどです。
この違いを理解しないまま計画を進めてしまうと、「思っていたレンガの家と違った」「数年後に不具合が出た」といったトラブルにつながりやすくなります。
新築かリノベーションかを考える前に、まずは「どのようなレンガ表現を目指すのか」を明確にすることが重要です。

レンガの家を新築で建てる場合の特徴

新築でレンガの家を建てる最大のメリットは、設計段階からレンガの重量や納まりを前提として計画できる点にあります。外壁が重くなることを想定し、基礎や構造計算を行ったうえで建物全体を設計できるため、安心感が高いと言えるでしょう。
また、通気層や防水処理、サッシや庇との取り合いなども最初から検討できるため、雨仕舞や結露対策を含めた総合的な設計が可能です。
デザイン面でも制約が少なく、レンガの割り付けや目地の見え方まで細かく調整できます。
ただし注意したいのは、「新築だから安心」とは限らない点です。
レンガを単なる外壁材の一種として扱い、重量や納まりへの理解が浅いまま施工してしまうと、ひび割れや防水不良といった問題が起こる可能性があります。
新築であっても、レンガの構法を理解しているかどうかが重要な判断基準となります。

リノベーションでレンガの家を目指す場合の現実

既存住宅を活かしてレンガの外観を取り入れるリノベーションは、条件が合えば十分に可能です。構造に余裕があり、外壁下地や基礎の状態をしっかり確認できる場合には、レンガ調の仕上げを取り入れることで、住まいの印象を大きく変えることができます。
一方で、リノベーションには新築以上に慎重な判断が求められます。既存の外壁の上にそのままレンガを貼る、重量計算を行わない、通気や防水の再構築を行わないといった工事は将来的な不具合の原因になりやすいからです。
見た目は完成時に美しく仕上がっていても、数年後に雨漏りや外壁の浮きが発生するケースも少なくありません。
リノベーションでレンガを取り入れる場合は、「できるかどうか」ではなく、「安全に長く維持できるか」という視点が欠かせません。

新築とリノベ、どちらを選ぶべきか

ここまでを見ると新築の方が有利に感じられるかもしれませんが、必ずしもそうとは言い切れません。
土地や建物の条件、ご家族様のライフスタイルによっては、リノベーションの方が現実的で満足度が高い場合もあります。
大切なのは、「新築かリノベか」という二択で考えるのではなく、その住まいに対してどこまで検討されているかという点です。
レンガの特性を理解し、構造・防水・納まりまで含めて説明できるかどうかが、成功と失敗を分けるポイントになります。

専門で扱っていない会社に任せることの危険性

レンガの家で最も注意したいのは、施工する会社の経験と理解度です。レンガはデザイン性が高い反面、施工には専門的な知識と経験が求められます。
構造への影響を考えずに採用したり、現場任せで納まりを調整したりすると、見えない部分で無理が生じやすくなります。
新築でもリノベーションでも、レンガを扱うこと自体が目的になってしまうと、本来守るべき住まいの性能がおろそかになってしまいます。
レンガは「おしゃれな外壁材」ではなく、「住まい全体に関わる構法の一部」であるという認識が欠かせません。

まとめ|後悔しないために大切なこと

レンガの家は、新築でもリノベーションでも実現できます。ただし、どちらを選んだとしても、成功のカギは同じです。それは、レンガの特性を理解し、構造や防水、将来のメンテナンスまで含めて考えられる会社に相談することです。
憧れだけで判断せず、なぜその方法が適しているのかを丁寧に説明してくれるかどうかを見極めることが、後悔しない家づくりにつながります。レンガの家を長く安心して楽しむためにも、ぜひ慎重に検討してみてください。

レンガの家専門 SEISYO三重支店

SEISYO三重支店ではレンガの家、クラシック住宅を中心に家づくりをしています。新築をご計画の際には、ぜひご相談ください。
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著者プロフィール

中島 盛夫

株式会社盛匠代表取締役[保有資格:二級建築士、宅地建物取引士]
大工としてひたむきに走り続けていた26歳のある日、お客様の娘様から頂いた現場での一言、 「良い家を作ってくれてありがとう」その言葉に建築への想いが膨らんでいく気持ちに気づいた私は、 「家づくりの最初から最後まで、じっくりをお客様と対話して、一生のお付き合いがしたい」と感じ、SEISYOを立ち上げました。

 
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